FXSSI.CurrentRatio
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FXSSI.CurrentRatio - 概要
「大勢に逆らった(against the crowd)」トレーディング、またはセンチメントにおけるトレーディングを話題に出す際、私たちが意味するのは、SSI(Speculative Sentiment Index – 投機的センチメント指数)としても知られる、売買比率の分析です。
初心者トレーダーにとって最も使いやすく直感的なインジケーターであり、同様の理由でおそらく最も人気があります。
Current Ratio indicator(流動比率インジケーター)
流動比率インジケーター は市場における現時点での買い手と売り手の比率を示します。比率データはいくつかの主要な証券会社やForexFactoryなどのサービスから提示されます。
チャートとしてオープンポジション比率を表示させるには、個別の FXSSI.比率インジケーターが必要です。
インジケーターは現在開始されているトレードのみが考慮され、終了したトレードは影響しません。
このインジケーターは、12の為替ペアについて10のソースからの売買比率(すなわち、顧客ポジション)に関するデータを提供します。(これらの数値は時間の経過とともに変化する可能性があります)。現在、ポジション比率のソースは数多く存在しますが、インジケーターやツールでは最も関連性の高いものだけを使用しています。
インジケーターには以下の用途があります:
- 中長期トレーディング。
- トレードの方向を決定する。
- トレンドの状況を迅速に評価する。
流動比率インジケーターは、資源集約的であるというよりは、小さくまとまっているため、適用される戦略に関係なく、すべてのトレーダーにとってほぼ必須のツールとなっています。
売買比率の分析が重要な理由
世間一般に信じられていることですが、約95~99%のトレーダーは市場で損失を出しており、つまり取引で損をしています。そのため、トレーダーの大部分とは逆の方向にトレーディングすることで利益を得ることができます。
このインジケーターはほとんどのトレーダーの流動センチメントを迅速に評価するために開発されました。
上の画像は、このインジケーターを使用した最も簡単な分析手法を示しています。青色の棒は買い手の割合、オレンジ色の棒は売り手の割合を表しています。
ほとんどのトレーダーが買いを入れた場合、ショートポジションを探すべきです。資産価格が下落すると予測した場合、ロングポジションを考慮すべきです。
インジケーターを用いたトレーディング
市場におけるトレーダーの大多数と同方向のトレードを開始しないことがインジケーターの仕組みに関する基本的な考えとなります。
この簡潔な原則に従うことで、トレードを成功させる確率を上昇させることができます。
さらに、市場における大多数の傾向に反してトレードする場合、ほとんどのトレードは常にトレンドに反して開かれているため、トレンドに従ってトレードしています。
買いシグナル
以下の場合はロングを実施してもよいでしょう:
- ほとんどのソースが買いシグナルを出している (緑の円)。
- シグナルが同等に分配されている。
- どのソースからもシグナルが表示されない(グレーの円)。
売りシグナル
以下の場合はショートを実施してもよいでしょう:
- ほとんどのソースが売りシグナルを出している (赤の円)。
- シグナルが同等に分配されている。
- どのソースからもシグナルが表示されない(グレーの円)。
ご覧いただけるように、ほとんどの小売トレーダーと同じ方向にトレードを開始しないということが本旨となります。しかしながら、そのような大多数のトレーダーがいなければ、どんな方向でもトレードを開始することができます。
このインジケーターを使用して独自の戦略を開発することでシグナルの勝率を増加させることができます。例:「3つ以上のソースが買いシグナルを示し、そのいずれもが逆のシグナルを示していない場合にのみトレードを開始します。」
インジケーターの機能
インジケーターには以下の機能があります:
シグナル「ライト」。この機能を使用することで、インジケーターの読み取り値をすばやく解釈できます。これは、数値よりも色の認識と情報への変換がはるかに迅速に完了するためです。
インジケータ設定に表示される信号の条件を自分で指定できます。例えば、値が40%以下の場合、シグナルは緑色になります。値が60%以上の場合は赤色になります。インジケータ値の範囲が40%~60%のときに発生するニュートラルシグナルはグレーで表されます。
AVG (平均値)のカスタム公式 – 独自の公式を入力して売買比率の平均値を算出します。インプット形式: OAN = 2; MFB = 2; IGG = 2; BLU = 1; SSI = 1, ここで
- "MFB" – ソースを表す三文字のコード;
- "2" – 平均値におけるソースの市場占有率.
重み係数を指定できるだけでなく、ソースを公式に追加または公式から削除することもできます。
最小化。クリックまたはデフォルトとして最小化を設定することで、インジケーターパネルを最小化できます。
最小化した場合でも、インジケーターはシグナルの最大数の方向を示すため、参考になります。
上の例を考えてみましょう。最大化すると、3つの売りシグナルと1つの買いシグナルが表示されます。最小化すると、数字の 「3」 と赤色の 「light(ライト)」 が表示されます。
売りシグナルが1つ、買いシグナルが1つである場合、値が50%から最も乖離しているものが表示されます。
自動設定。インジケーターには、配色およびタイムゾーンの自動検出機能が搭載されています。
ユーザーの利便性を高めるため、インジケーターの自動アップデートシステムを導入しました。お使いのターミナルを再起動するだけで最新バージョンを入手できます。自動アップデートが完了したことは、インジケーターにより個別ウィンドウで通知されます。
インジケーター設定
Brokers(ブローカー)。インジケーターパネルに表示させるブローカー(「オン」)、無効にしたいブローカー(「オフ」)を選択します。
Average Formula(平均公式)。指定書式でブローカーと比重を指定して平均値を算出できます。
Sorting(分類)。チャート上のブローカーの並びを決定します。3種類のオプションから選べます:
- アルファベット順;
- ブローカーの比重;
- 値の大きい順.
Indicator Size by default(インジケーターサイズの初期設定)。お使いのターミナルを開始またはタイムフレームを切り替えた場合、インジケーターパネルの状態(最小化/最大化)を決定します。
Show Average Ratio(平均比率の表示)。このパラメーターを使用してインジケーターパネル上で平均値の表示を無効にできます。
Signal Ratio(シグナル比率 )(1-49)。トレーダーのポジション比率の指標にたいしてシグナルが形成される限度比率を決定します。 40で設定すると、40またはそれ以下で買いのシグナルが表示され、60またはそれ以上で売りのシグナルが表示されます。
Color Scheme(カラースキーム)。背景色を白または黒の二色に設定できます。初期状態では、自動で決定されます。
Indicator Position & Offset(指標ポジション & オフセット) – この設定では、チャートにおいて指標が配置される位置の変更および位置にスペースを挿入することができます。
Vertical, Horizontal Offset(垂直、水平補正) – 選択したチャートコーナーから補正(ピクセル)を設定します。
MT4/MT5に FXSSI.CurrentRatioを追加する方法
FXSSI.CurrentRatio インジケーターは他のいくつかの専門性の高いインジケーターを含む"FXSSI Pro" パッケージの一部として搭載されています。
以下の手順に従ってお使いのMT4/5ターミナルに "FXSSI Pro" インジケーターパッケージをインストールしてください:
- 当ページ上部のリンクをクリックして、"FXSSI Pro" インジケーターを含むZIPアーカイブをダウンロードします;
- アーカイブのコンテンツ(インジケーターファイルおよびDLLライブラリ)をお使いのターミナルのMQL4/5フォルダに展開します;
- システムがFile Replacement(ファイルの置き換え)を要求する場合、Yes(はい)をクリックします;
- MT4/MT5 ターミナルを再起動します;
- MT4/MT5ナビゲーターで名称をダブルクリックしてインジケーターを実行します;
- "DLLの使用を許可する(Allow DLL imports)"ボックスにチェックを入れ、"OK"をクリックします;
- 認証手続きを完了します:インジケーターの初回実行後に表示される"認証リンク"をクリックし、アカウントにサインインします;
- チャート上にインジケーターが表示されます;
- ニーズに合わせてインジケーターの設定を調節します: CTRL+Iを押して、一覧からインジケーターを選び、"Inputs(パラメーターの入力)" タブに切り替えます。
インジケーターのインストールに関してお困りのことがございましたら、詳細な手順をご参照ください。