FXSSI.RoundLevels
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FXSSI.RoundLevels - 概要
ラウンドレベルインジケーターは、チャートの価格スケールに、いわゆる心理的 (ラウンド) レベルを表示します。
デフォルトでは、MT4/MT5にそのような機能は搭載されていないため、このインジケーターに対するニーズがありました。代わりに、価格にも時間にもリンクされていないグリッドが表示されます。
インジケーターのインストール前に、お使いのターミナルウィンドウでCtrl + Gを押して標準グリッドを無効化してください。
なぜラウンドレベルの分析が重要なのですか?
ラウンドレベルは資産価格を整数値か小数点以下で表示します。
2つのラウンドレベル間の距離は"figure(数値)"と呼ばれます。例えば、EURUSDが1週間で1.100から1.1400まで300ポイントをカバーしたとすると、レートが3桁動いたと言い表せます。
ラウンドレベルでは、多くのトレーダーが積極的に注文するため、自然に発生するサポートおよびレジスタンスレベルです。そのため、トレード目標を設定するためのベンチマークとして使用できるだけでなく、エントリーポイントを特定してストップオーダーを約定するための追加シグナルとしても使用できます。
上記の画像は価格がこれらのレベルとどれほど活動的に相互作用しているかを示しています。
ラウンドレベルを使用した外国為替取引
すでに述べたように、ラウンドレベルインジケーターは次の用途に使用できます:
- テイクプロフィットの設定;
- トレードをオープンするのに適切なレベルの把握;
- ストップロスの設定。
各事例における分析アルゴリズムを検討してみましょう。
ラウンドレベルを使用して目標を定める
分析が実施され、さらなる要因がトレードの見込みを示唆している場合、ラウンドレベルは、テイクプロフィットを設定するための基礎として機能することができます。
- 確立されたサポート領域。ロウソク足の長い影は、売りから買いへの関心の変化を示します。価格が再びサポート領域にヒットしたとき、トレードをオープンするべきです。
- 最も近くにあるラウンドナンバーレベルはテイクプロフィットの設定に使用されます.
トレードをオープンする前に目標を設定する必要があります。これは、適切なリスク/報酬比率を設定するためには必須です。
ラウンドレベルを使用してエントリーポイントを把握する
ラウンドレベルは、サポートレベルまたはレジスタンスレベルとして定義されている場合にエントリーに使用できます。
下降トレンドの急展開は、市場参加者の関心が 売りから買いに変わったことを示しています。以前はサポートとして機能していたラウンドレベルは、トレンドの変化とともに、エントリーポイントとして機能します。
ここでも、できるだけ多くのシグナルを組み合わせて使用することで、より効率的なトレードが実現します。
ラウンドレベルインジケーターでストップロスオーダーを設定する
これまでの例は、市場参加者がラウンドレベルに注目していることを示しています。隣の特徴的な値動きでわかります。
正確にストップロスを設定する方法を説明した記事では、他の市場参加者のストップオーダー群のゾーン外に設定することを提案いたします。
ラウンドレベルでは、大量のストップロスオーダーが行われることが多いため、ストップロスの設定は避けてください。
上の例のレジスタンスレベル1.3800は、価格が所定のレベルに近づくとショート取引が再開されることを示唆しています。そうなれば、ブレイクアウトは起こり得ません。
したがって、計画された取引のストップロスを設定するのに安全なレベルは、レジスタンスおよびラウンドレベルを上回る必要があります。
ラウンドレベル全般的な使用
取引参加者の行動の心理は、ファンダメンタル分析およびテクニカル分析とともに、資産価格の決定において非常に重要な役割を果たします。
そのため、ラウンドレベルインジケーターを使用することの重要性が過大評価されることはありません。ラウンドナンバーレベルを考慮して取引計画を立てることで、最初に取引の成功確率を向上させます。
ラウンドナンバーレベルの適用効率を考慮すると、個人トレーダーから大型投資ファンドや銀行まで、外国為替市場のすべての参加者によって使用されています。アナリストたちは市場レビューにおいてもラウンドナンバーレベルを信頼しています。
ラウンドレベルインジケーターの特徴
FXSSI.RoundLevelsは使いやすく、非常に便利なインジケーターです。これはMT4/MT5ターミナル用に特別に開発されたもので、無料でダウンロードできます。
このインジケーターと類似のインジケーターの主な相違点は、スケーラビリティ(拡張性)です。
Automatic zoom(自動ズーム)。 類似インジケーターを使用している場合、M1タイムフレームには1つまたは2つのレベルしかないことにお気付きのことでしょう。しかし、D1では数十個が表示され、不快感を与えていました。選択した資産またはタイムフレームに応じて、グラフ上のレベル数がほぼ一定になるように、特定のインジケーターが調整されます。
Various options for labeling levels(様々なレベルのラベリングオプション)。 デフォルトでは、レベルの価格はその近くで指定されます。しかし、多くのトレーダーにとって価格はそれほど重要ではありません。したがって、現在の価格からこのレベルまでの距離を確認する方が便利です。このオプションは、設定で有効にできます。
インジケーター設定
Levels quantity on screen(スクリーン上のレベル量) – チャート上に表示するレベルの数を決定します: 標準;多め;少なめ。
Draw levels(レベル描画) – チャート上に描画するレベルを選択できます:すべてのレベル;ラウンドナンバーおよびハーフナンバー(半数)レベル;ラウンドナンバーレベルのみ。
Level labels(レベルラベル) – ラウンドレベルのラベリングを有効または無効にします。
Level type(レベルタイプ) – 価格としてレベルをマークします;レベルまでの距離は、現在の資産価格からポイント単位で表示されます。
Front size(フロントサイズ) – ラウンドレベルのラベルサイズを選択します。
Figures/halves/quarter lines width(数値/半数/クォーターライン幅) – 整数、ハーフナンバー(半数) 、および1/4 (クォーター) レベルの幅を設定します。
Figures/halves/quarter lines type(数値/半数/クォーターラインタイプ) – では、整数、半数、1/4レベルを表示できます。
Color Scheme(カラースキーム). 背景色を白または黒の二色に設定できます。初期状態では、自動で決定されます。
Alert method(アラート方法) – 価格がラウンドナンバーレベルにヒットした際に通知します。
Level type alert(レベルタイプアラート) – 価格が次のレベルに達したときに通知されます:ラウンドナンバーレベルのみ;ラウンドナンバーとハーフナンバー(半値) レベル;すべてのレベル。
MT4/MT5にFXSSI.RoundLevels を追加する方法
下記の手順に従ってお使いのMT4/MT5ターミナルにインジケーターをインストールしてください:
- 当ページ上部のリックをクリックしてZIPアーカイブをFXSSI.RoundLevels インジケーターと共にダウンロードします ;
- お使いのターミナルのMQL4/5/インジケーター フォルダでファイルを展開します;
- MT4/5ターミナルを再起動します;
- MT4/5 ナビゲーターにてインジケーターの名称をダブルクリックしてインジケーターを実行します;
- 「Allow DLL imports(DLLインポートを許可する)」 ボックスにチェックを入れて「OK」をクリックします;
- インジケーターがチャート上に表示されます;
- 必要に応じてインジケーターの設定を調節します。CTRL+Iをクリックし、一覧からインジケーターを選び、「Inputs(インプット)」タブに切り替えます。
インジケーターのインストールに関してお困りでしたら、 詳細ガイドをご覧ください。