AutoTrendLines
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AutoTrendLines - 概要
AutoTrendLines(オートトレンドライン)は最も正確なトレンドラインを捉え、チャート上に自動でプロットするMT4/MT5向けの指標です。
日々のトレードにおいてトレンドラインを使用することが多いのであれば、こちらの指標を使用することで、トレンドラインの活用がより容易になり、毎回ラインを見つけて手動で線を引く手間が省けます。
指標には、実際のトレンドラインのみが表示されます。つまり、価格との相互作用が予測されなくなった場合は、線がグラフから削除されます。
指標はトレンドラインを再描画しませんが、新しい極値が発生したときに線の角度を変更できます。そのため、日計りおよび中期の為替取引に最適です。
使用するのに適切なタイムフレームはM15-H1です。
この指標に適しているトレーダー
トレンドライン(Trend Lines.TL)は基本的な分析ツールであるため、どのような指標やトレードシステムとも互換性があります。
初心者トレーダーにとっては、この指標はトレンドラインがどのようなものであるかを理解するのに役立ちます。さらに、指標の仕組みを観察しながら、自分でトレンドラインを描画する方法を学ぶことができます。
以下でトレンドラインの分析方法を学び、実践的に使用する手法を知ることができます。
経験豊富なトレーダーにとっては、この指標はトレンドラインオプションを提案し、手間をかけずにトレンドラインを容易に設定するのに役立ちます。
トレンドライン描画手法
まず、指標はチャート上に可能な限りのトレンドラインを表示させようとします。そして、大まかなフィルターを複数使用して、ラインの半分以上を除外します。次に、残ったラインの質をチェックし、グラフ上に二つの最適なトレンドラインを表示させます。
したがって、同時にチャート上には二つのラインが表示されます:
- 上昇トレンドライン(青色);
- 下降トレンドライン(オレンジ色)。
トレンド予測
指標をインストールした後、トレンドラインが実線と点線という二種類の線で構成されていることがお分かりいただけるでしょう。
Solid line.実線は指標によって定められたトレンドラインです。
Dotted line.点線は価格とラインの交互作用が見込まれるエリアと予測されるトレンドの継続方向を示しています。
上の画像でご覧いただけるように、指標は本物のブレイクアウトと偽のブレイクアウト(フォールスブレイクアウト)を完璧に認識します。
トレンドライン指標を使用してトレードする方法
トレンドラインによるトレードの手法は主に二つの主要グループに分類されます:
- トレンドラインからの価格の反発(反転);
- トレンドラインブレイクアウト。
トレンドラインが値動きのベクターとして使用されることはめったにありません。
トレンドラインからの価格反発
トレンドラインを使用したトレードは最も成功すると聞いたことがあるはずです。これは、資産価格がトレンドの動きを続ける傾向がある一方で、反転の可能性が低いという事実によって実証されます。
上の理論に基づくと、価格がトレンドラインに達したときに、次のトレードを開始することが最適です。そうすることで、トレードで利益が見込めるだけでなく、最適なリスクリワード比を得ることができます。
したがって、「トレンドラインからの価格反発」 の戦略は以下のようになります:
- Buy.買い 価格が上昇トレンドラインに接近または接触した場合;
- Sell.売り 価格が下降トレンドラインに接近または接触した場合。
上記の画像で表示されている市場状況を例として、ストップロス注文を実施する背景にある理論を解説します:
- フォールスブレイクアウトに誘発されないように、十分なポイントで前回よりも低い値でStop Loss.ストップロス注文の実施が推奨されます。
- Take Profit.テイクプロフィット注文は対応するトレンドライン(TP1)の範囲内の最も高い価格レベルまたは前回の波(TP2)の高さに等しい距離で実施することができます。
売りトレードは逆の仕組みです。
当サイトではストップロスおよびテイクプロフィット 注文を選んだ戦略に関係なく適切に実施する方法を以前お伝えしました。
トレンドラインブレイクアウト
次第に、すべてのトレンドラインがブレイクアウトします。しかし、トレーダーはこのような場合でも利益を生み出す機会を見逃しません。トレンドラインがブレイクアウトした場合のトレード戦略が存在するのはこのためです。
市場参入状況:
- 下降トレンドラインがブレイクし、価格がトレンドラインを上回り、さらに価格が反対側から再度ラインに接触した場合、買いを検討するべきです。
- 上昇トレンドラインがブレイクし、価格がトレンドラインを下回り、さらに価格が反対側から再度ラインに接触した場合、売りを検討するべきです。
ストップロス注文の実施の背景にある理論は両方の戦略で同様です。買いトレードの例を使用して検討してみましょう:
- ストップロス注文は考慮されるトレンドラインの値幅において最安値を下回った場合に実施する必要があります。
- テイクプロフィット注文は考慮されるトレンドラインのブレイクアウトにおいて最高値を上回った場合に実施する必要があります。
同様に、売りのトレードに対しては逆の理論が適用される場合があります。
指標設定
優れたアルゴリズムにより、トレンドラインはより正確にスポットされます。したがって、分析価格の履歴の範囲を唯一のオプションとして追加しました。
トレンド期間:
- Short.短 – 300キャンドル;
- Mid.中 – 600キャンドル;
- Long.長 – 1200キャンドル。
ラインの色はチャートの背景色に応じて自動で設定されます。
予測の長さ – 棒グラフにおける予測されたトレンドラインの長さ
MT4/MT5にAutoTrendLines を追加する方法
下記の手順に従ってお使いのMT4/MT5ターミナルにインジケーターをインストールしてください:
- 当ページ上部のリックをクリックしてZIPアーカイブをAutoTrendLines インジケーターと共にダウンロードします ;
- お使いのターミナルのMQL4/5/インジケーター フォルダでファイルを展開します;
- MT4/5ターミナルを再起動します;
- MT4/5 ナビゲーターにてインジケーターの名称をダブルクリックしてインジケーターを実行します;
- 「Allow DLL imports(DLLインポートを許可する)」 ボックスにチェックを入れて「OK」をクリックします;
- インジケーターがチャート上に表示されます;
- 必要に応じてインジケーターの設定を調節します。CTRL+Iをクリックし、一覧からインジケーターを選び、「Inputs(インプット)」タブに切り替えます。
インジケーターのインストールに関してお困りでしたら、 詳細ガイドをご覧ください。